yosi350の雑記帳

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book

桜の花の妖しさに

青空の下、満開の桜。この一文でどんな情景が浮かぶでしょうか。なんと晴れやかなことでしょうか。満月の下、宵桜。なんと艶やかなことでしょうか。そんな桜の妖しい物語があります。収録されているのは、甲田学人さんの「夜魔 -奇-」。題を「桜下奇譚-オウ…

マージナル・オペレーション(1)

小説版の終了から1年余り、やっとコミックス版を読みました。小説版とはちょっと視点が違うと知った上で読みました、読みましたがちょっと胃が重たいです。この1巻で直面していた現実を目の当たりにし、主人公「アラタ」と共に苦悩する「キシモト」。小説版…

本と本とのつながり 『GIGAZINE 未来への暴言』を起点に連想

『GIGAZINE 未来への暴言』教育の章(layer11:「文明社会でのサバイバル」を教えるのが学校、など)からこれからの教育として『ウェブで学ぶ ――オープンエデュケーションと知の革命』飛び火して人類が衰退していく中、最後の公的教育機関「学舎」を描いた『…

断章のグリムIX なでしこ・下の読後感

断章のグリム 9巻 なでしこ完結編読了。甲田さんの文章に毎度のことながらやられました。何というか現実が歪むんですよね。胃が縮むし、鳥肌が立つし、背後に気配がするしで。文章に毒があると言うか。まあ、お酒みたいなものかなぁ。

日常の中のリンク

「ウェブ時代をゆく」を読んでNHKスペシャル「変革の世紀」を連想したところで放映されたNHKスペシャル「デジタルネイティブ〜次代を変える若者たち〜」という番組。そこから連想するのは「希望の国のエクソダス」。こういう連想は今のところ機械にはできな…

変革の世紀

読み掛けている本に、梅田望夫さんの「ウェブ時代をゆく」があるのですが、読んでいるうちにどうしても「変革の世紀」を読みたくなり買ってしまいました。出版社にももう、在庫が無かったので中古での購入でした。 NHKスペシャル「変革の世紀」を観て、何か…

甲田学人 断章のグリムVIII なでしこ・上

断章のグリム なでしこ上巻を読みました。今回もまた、情景がありありと浮かんできて一気に読みきってしまいました。横槍の入らない日まで読むのを待ってよかった… 人魚姫に続いて今回も、場面に和室がメインの民家が使われているのですが、想像できてしまう…

今週の購入分

生徒会の二心 碧陽学園生徒会議事録2 (富士見ファンタジア文庫 166-8 ) 幽霊列車とこんぺい糖―メモリー・オブ・リガヤ (富士見ミステリー文庫) 3年で辞めた若者はどこへ行ったのか―アウトサイダーの時代 (ちくま新書) 『希望の国のエクソダス』取材ノート こ…

浮気(笑)

『“文学少女”と月花を孕く水妖』読了。“文学少女”と月花を孕く水妖 (ファミ通文庫)作者: 野村美月,竹岡美穂出版社/メーカー: エンターブレイン発売日: 2007/12/25メディア: 文庫購入: 6人 クリック: 274回この商品を含むブログ (239件) を見る 昨日の記事で…

連想、連想、連想

朝から雪に閉じ込められたので、積読を解消してました。読み始めたのが『考える脳 考えるコンピューター』 おもしろいです。 本書では「知能」とは何か?と尋ねたときに、「予測」がとても大きな役割を果たしていること、それを実現する脳は、思うほど複雑で…

いまでも

ブギーポップシリーズ最新刊ブギーポップ・クエスチョン 沈黙ピラミッド (電撃文庫)読了。 うわー、VS.イマジネーターにパンドラだよ。ディシプリンと箱舟をすっとばして、メビウス以来だからすごく久しぶり。でもなんつーか、読み進める感覚があの頃みたい…

再読と積読と発想と

先日、本棚を見つめなおしたわけですが、なぜかアンテナから『キーリ』と『ある日、爆弾が落ちてきて』が漏れてました。なんでだろう? 再読 キーリ -死者たちは荒野に眠る- キーリ―死者たちは荒野に眠る (電撃文庫)を購入する決定打となったのは、主人公キ…

よい機会なので蔵書の点検を

先日は、つい勢いであんな記事を書いてしまいました。 ですが、はて?今まで読んできた中でこれはお薦めというのはなにがあるだろう?、とりわけ小学生(高学年)は言い過ぎとして、中高生に薦められるライトノベルはどれだろうと思ってしまったわけです。 こ…

如何にして学級文庫に紛れ込ませてやろうかと

如何にして人類は衰退しました (ガガガ文庫)を小中学校の学級文庫に紛れ込ませてやろうかと思わず思案中。 昨日創刊された小学館の「ガガガ文庫」の『人類は衰退しました』は、終末感漂うタイトルに牧歌的なストーリー、そしてシュールなエンディングでした。…

でんせんびょう

関東圏でははしかが流行っていて、地方にも拡大し始めたとの事。これが致死性で新種の伝染病だったらと思うと…背筋が凍る。対処法は普段からの体力と、感染していることがわかったら勝手に外出して感染を拡大させないこと、等々。 というわけで、鷹見一幸さ…

ほんわか分補給

研修中は動けず、研修直後の休日はぐったりしていて行けなかった書店へ。ぶらぶらと回っているとARIAの新刊が出てるじゃないですか。ARIA(10) (BLADE COMICS)作者: 天野こずえ出版社/メーカー: マッグガーデン発売日: 2007/03/30メディア: コミック購入: 6人…

積み本解消

先行きの目途が多少立ったので、とりあえず読書。 …いつの間にか山になってるし。 読了 新装版 坂の上の雲 (1) (文春文庫)作者: 司馬遼太郎出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 1999/01/10メディア: 文庫購入: 13人 クリック: 168回この商品を含むブログ (473…

今年の三冊など

今年読んだ本の中で印象に残っている三冊は何だろう。 まず一冊目はやはりウェブ進化論かなぁ。ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる (ちくま新書)作者: 梅田望夫出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2006/02/07メディア: 新書購入: 61人 クリック: 996…

夏のラノベ

ウィンドバード::Recreation - 夏に読みたいライトノベル27選 いいな、こういう企画。

『狼と香辛料』購入

よく読みに行くレビューサイトで紹介されていた『狼と香辛料』を購入。評価は割れているものの、出だしから読みたいと思えたんで購入。翌日には2巻までもw 読み終わればあっという間にこんな時間。あぁ、こんな事をしてる場合じゃないのになぁ 狼と香辛料 (…